HF用広帯域PPアンプの製作
基板製作編
前回までは、入力トランスと出力トランスの製作を発表しましたが、
今回はいよいよ基板の製作に入っていきます。
まずは、カラスエポキシ基板から適当な大きさで基板を切り出します。
以下掲載画像を御覧下さい。
つぎに切り出した基板はこんな感じです。
切り出した基板に必要なパターンをカッターナイフなどでけがき出します。
このけがきを入れた箇所は後ではぎ取ることになります。
このはぎ取る作業に時間がかかるためにとりあえずこのままにしておきます。
拡大すると上記画像のような状況です。
なおこれ以外にもパターンランドが必要になりますが、
必要に応じて、基板を小さく切り出して接着剤で貼り付けるようにします。
つづいてTrの入るための逃がし穴をあけます。
本来ならドリルやリーマを使用してあけるのでしょうが、本職がプレス金型の
職人なのでちょいと穴型を製作してケトバシで穴をあけました。
普通はゴリゴリ・ゴリゴリ、ヤスリなどで削るのですが、「ガシャン」と一発で
穴あけは終了です。ちなみにこの穴はRF用のPower Trのフランジは
だいたい共通なので1つ作っておけば非常に楽チンチンですよ。HiHi
フランジ穴の逃げが出来た基板にとりあえずTrと入出力トランスを
載せて画像にしてみました。なんとなくリニアアンプらしくなってきました。
とりあえず本日はここまで! 2005.11.11
続きです。
とりあえずパターンの取り回しを終えて、不要なパターンを
はぎ取り、ハンダメッキをしました。とりあえずこれで基板は完成ですが
しいて言えばこの後工程としてスルーホールを用意します。
HF用なのでそんなにシビアに考えなくても良いと思います。
上記は表面(上面)↑
上記は裏面(下面)
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