HF用バランの製作
製作完了
とうとう禁断の7Mcダイポール製作に向けてバランを製作してみました。
メーカー製のバランはとにかく高いし、私のお小遣いではどうにもならないため
無銭家の意気高く、ラインノイズCUT用の分割コアで製作しました。
この製作は、LINK集にもありますが、「DDD 3D無線クラブ」の
「24、クランプコアで、50Ω1:1アンテナバランの作り方」を
参考に製作をしてみました。
ケースは、100円ショップで売っていた物に穴をあけて使いました。
バランの特性は次の通りです。
周 波 数
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SWR
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1.8〜25.5Mc
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1.0
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25.5〜31.5Mc
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1.1
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31.5〜46.5Mc
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1.2
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46.5〜48.8Mc
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1.3
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この測定は、アンテナアナライザーMFJ−259Bを使用し、
バラン出力後に終端抵抗50Ω(51Ω)を使用し測定したものです。
1.5D−2Vを3回巻きにして、φ0.6ホルマル線を
11回巻いた場合のデータとなっています。
秋葉原の鈴商さんではいっぱい売っていたので100W程度の
バランを製作する場合には丁度良いかも知れませんよ。
ということでこれで製作終了
使用感
先日、栃木県下都賀郡藤岡町に移動に行った際に
10WのDPに今回製作した1:1バラを使用しました。
結果としては6・8エリア以外との交信ができました。
あわせて広帯域にSWRもよいDPとなりましたので
しっかりとバランとしての性能は確認されたものと思います。
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