2005.10.13(木)
最近、株価が1万4000円に手がかかり、為替もどんどん円安になって、
日本の景気がよくなっている様に思うのですが、どうも私の本業が思わしくなくて困ってます。
仕事が始まってしまうと短納期を迫られるので、忙しくなるととんでもなくなります。
仕事がないうちに、今やっているイタズラを成功させてモノにしなくちゃね。
と言うわけで、今日のイタズラです。
昨日までは入力側の入力電力分解器を製作しました。
本当は入力SWRを計らなくてはならないのですが、今回イタズラしている
アンプの入力は片側、0.2W(200mW)までなので、特に気にしないで行くことにしました。
というよりも、実は持っていた1200MhzまでのSWR計がどこに仕舞い込んでしまったのか
わからなくなってしまったので計るのをやめたというのが本当のところですね。
とりあえず430については目安となるSWR計を作っちゃいました。
うまく作れば1200MhzまでのSWR計となると思います。
あとで自作品の紹介をしておきたいと思います。
さてさて、今日の午前中に出力側の電力合成器を製作して接続しました。
下画像は出力部の電力合成器です。
とりあえず実験なのでまたまたバラックです。
アンテナのSWRが悪いときに反射波として帰ってきた電力を5Wの100Ωの抵抗器で
吸収させます。出力が大きくなりそうので後程、200Ω5Wのパラにしようと思ってます。
そうすれば反射波が10Wで戻ってきても大丈夫ですからね。
次は、昨日作った入力部の電力分解器です。
この入力部の分解器は、前述の通り入力が片側で0.2W、
全部で0.4Wなので、吸収させる抵抗器は1/4Wのカーボンで行っています。
1/4Wですから、0.25Wまで反射波があっても耐えられると言うことになります。
これらを仮接続するとこんな感じです。
あとは電源をつないで入力試験をするだけです。
ここで問題なのですが、ウィルキンソン型の電力合成ですが、条件があって
両方の伝送路、増幅器は同相となっていないと電力が2倍にならないと言うことです。
つまり、一部同軸ケーブルで引き回しをしている所がありますが、この引き回しは
λ/4を基本としてあり、同軸ケーブルでの引き回し状は移相が異なることは
ないことになっています。
ただし、増幅器自身の部品特性などの諸元によって移相がずれていると
うまく電力合成がされないことになります。
とりあえず電源を入れて100mW(片側、理論値50mW)を入力してみることにしてみます。
うまく行くといいんだけどね。